南アルプス、八ヶ岳がうっすら雪化粧となりました。北巨摩の冬支度に追われている頭痛治療家・ウエラボ頭痛整体院の木村友浩です。
長雨で収穫が遅れていた『えごま』の収穫がやっと終わりました。地面には多量の『えごま』が落ちていいました。刈り遅れにより大幅に収穫量減となりました。多めの分け前を雀にあげることにしました(笑)
農業は天候にはかなわないです。良いことも悪いことも天候と共にあります。それを予測し、工夫し、それでもダメな部分は受け入れる。抗うこと、自然をコントロールすることだけでは、気持ちが張り詰めます。寛容さ、自然への畏敬とともに生きることも必要なのかもしれません。
頭痛も天気に大きく影響を受ける病態の一つです。僕も含めて多くの患者さんが天気の下り坂に反応して、頭痛の前兆、その後の頭痛に繋がることを頻繁に経験しています。
今年は台風で多くの方が頭痛に悩まされたと思います。一方ウエラボ頭痛整体院で治療続けていて、頭痛にならなかった方も多数いました。当院で実施している『日だまりショット』の効果をあらために実感しています。
先週末、日本頭痛学に参加してきました。今回注目して聴講したのは慢性で難治性の頭痛治療です。それと小児片頭痛。
治療は薬剤中心です。トリプタン製剤をはじめとする頓服薬および『うつ』『不眠』等による頭痛慢性化低減のためにめの抗不安薬や抗精神薬の処方が一般的になりつつあります。また、CGRPという頭痛の原因となる物質に働きかける新薬の開発も進んでいます。
難治性の頭痛に漢方が効果的との発表がありました。「西洋医学は『頭痛』という病態を治療するが、東洋医学(漢方)は『頭痛の患者さん』が対象、その人の「証」に合わせて漢方薬を処方する」と言われたDrの説明が印象的でした。食生活習慣改善などで参考になる考え方でした。
「天候の悪化ぐらいの気圧の変化で頭痛が悪化するなんてありえない」と言われた先生が未だにいらっしゃることは驚きです。
コメディカル(医師以外の医療スタッフ)による発表セッションが今年から始まりました。 マッサージや整体に関する研究発表はゼロでした。この分野の研究(有効性の実証)の必要性を感じて帰路につきました。
今週は収穫したえごまの選別、柿採りが待ったなしです。それに薪ストーブの準備も。
何かと忙しい師走前の2週間、睡眠をしっかりとり体調整えてくださいね
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